ようやく第3弾映画プロジェクトが終了となりました。
本年の「HAI-KU」は、今までとは違ったカラーの映画となり、
落ち着いた感じで、少し古い感じを出しました!
ぜひご覧いただければと思います!
URL:https://youtu.be/XgyX4JYDZGg
6月からリハーサルがスタートし、全部で10回でしょうか?
出演者の生徒さん達は、かなりの時間と労力を割いて頑張ってくれました。
「社会人になってからは、色々な世代の方と仕事以外で
何かのプロジェクトに向き合う機会がほとんどないから、
こういった機会があって嬉しい。」というお声もいただき、
プロデューサー的立場からすると、本当に嬉しく思いました。
「非日常的な体験をすることができて、本当に良い経験になった。」
「集中して取り組んだので、確実に英語力が上がった!」
という感想は第1弾のプロジェクトからいただいていましたので、
大変だけれども、効果は間違いなくあるのだなと実感できました。
上映会では、これまでと同様、生徒さんの住まわれているマンションの
多目的ルームをお借りして開催しました。
今回出演された生徒さんや過去に出演された生徒さん、そして、
次回の映画プロジェクトへの出演を考えている生徒さんなど、
大変多くの方にお越しいただきました。
皆さんからの感想は、前向きなものばかりで全てが報われました!
すでに、次回作はどうしよう?と考えている自分もいます(笑)
大変だけれども楽しい、ということですね。
さて、映画と発音矯正のレッスン、いったいどうつながるのか?
過去の2作品を企画した時は、映画プロジェクトに参加することで、
単純に、普段とは違った角度で、そして、普段出会うことのない、
他の生徒さん達と一緒に勉強できる場があれば、
と言ったくらいのことを考えていました。
もちろん、私自身が過去に役者を目指したというバックグラウンドがありますので、
演技を勉強し、発音に活かしていくことがいかに役立つかを経験しています。
本年は過去2作品から得た良い経験と反省点を生かし、
準備としてはこれまでで一番充実させることができたかと思います。
事前に学んでもらいたいことは、セミナーで事前に習得してもらい、
自分自身でも役作り、そして、セリフを自分自身の言葉に落とし込む、
といったところまでを指導することができました。
ただ、それでも表現力の壁にぶち当たり、
出演していただいた生徒さんたちが最も苦しんだ部分です。
2019年は、「個々人が持つ表現力をどう引き出すか?」をテーマに、
より効果的なプログラムを開発、実施できればと考えています。
当たえられたキャラクターとセリフの中で使う英語は、
自分の普段使う言葉とは異なるため、
どう感情を表現すべきかが、いまいちピンと来ません。
自分が「辛い」と思って発話したセリフが、
周りにとっては「悲しい」と捉えられてしまうと、
その「辛い」という選択をした話し方は正しく表現できていない、
ということになります。
誰もが「辛い」と感じてくれる話し方はどうすればできるのか?
これは、グループで集まって、お互いに英語を評価し合わないと
なかなか育てることができません。
ただ、このレベルの表現力を身に付けることができれば、
感情表現のコントロールも自由自在になり、
状況に合わせた表現力をいつでも発揮できる。
表現力の鬼になれると想像するとわくわくしませんか?
2019年も、より充実したプロジェクトにできるよう全力を尽くします!
Discovering Sounds 代表
富田大輔