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第5弾映画プロジェクト総括
2025年6月29日！6年ぶり5回目の映画プロジェクトが撮了しました！
今回は、入会2ヵ月の方からマスターレベルの方まで、幅広い発音レベルの生徒さんが参加してくださり、準備期間1ヵ月で撮影に挑みました。前回の映画プロジェクトが2019年でしたので、今回は久しぶり過ぎて勝手が分からず、私自身、どうやってプロジェクトを進めてたっけ？となるくらい、色々と忘れてしまっていました（汗）映画プロジェクトを行っていた期間よりも、休止している期間の方が長かったので、これもまたビックリでした！ゼロベースでの再始動となり、コロナの影響が本当に大きかったと再認識しましたが、今は、生徒さん達と集まって企画が出来ることに感謝しかありません。
今回のテーマは、「英語発音にまつわる失敗談や印象に残っている出来事」とし、生徒さんからネタを提供してもらい、それをオムニバス形式で物語化しました。参考にした動画構成は「踊るさんま御殿」の再現VTRです（笑）時間だけでみると1-2分なので、すごく短いと思われがちですが、いざセリフを覚えて、動きを付けて、カメラの前で普段通り振舞おうとすると、これがとんでもなく難しいのです。セリフの量もそこまで多いわけではありませんので、最初は皆さん、「セリフが少ないなぁ」と思ったようですが、いざリハーサルが始まると、想像を遥かに超える大変さを感じていました。
通常のレッスンでは、「発音」に関する学習のみを行っていますが、ここでは「演技」が入ってきます。セリフを丁寧に読む、ことはできますが、それを違和感なく、あたかも自分の言葉のように話すことは本当に難しいです。特に、何かを食べながら、飲みながらセリフを言うのはとんでもないことなのです。やらなくてはならないアクションがいくつも出てくることで難易度が一気に上がります。
①セリフを間違えずに言う。
②発音を意識する。
③イントネーションを意識して、セリフに合った感情表現を入れる。
④ピザを手に取って食べる。
⑤表情が硬くなりすぎないように意識する。
など、たった1つのセリフでも、同時に考えなくてはならないことがたくさんあります。細かく考えればもっと意識できることはあるのです。リハーサルでは、考えなくてもセリフが出てくるようになる演技のテクニックなどもレッスンしますが、1ヵ月の準備期間でそれを完璧にマスターすることは容易ではありません。ただ、私の方も、こういった形でのレッスンが久しぶりでしたので、反省すべき点が多々あります！（できるものなら、もっと体系的に映画プロジェクト用のレッスンをしたかった涙）
1ヵ月のリハーサルの詳細は割愛しますが、とにかく皆さん、短い期間の中でセリフをしっかりと頭に入れ、一生懸命に頑張ってくれました！リハーサルが進むにつれ、時間が足りないということに気付き、生徒さんたち自ら近くのスタジオを借りてまで、セリフの練習をしてくれたことは感動モノでした。6月は全ての土曜日の夜を練習に費やし、トータルで15時間くらいの練習時間でしょうか。本当に、あっという間に本番日がやってきた！です（笑）
本番当日は、朝8時過ぎから新宿のとあるスタジオで撮影準備が始まり、撮影は夕方6時過ぎまでかかりました。大勢の人に囲まれながら、自分にスポットライトを当てられ、カメラを向けられ、ピンマイクを付けながらの撮影は緊張大爆発だったこと間違いありません。非日常の体験、まさにこの一言に尽きると思います。自分の一挙手一投足に視線が集まる機会というのは、刺激的です！実際の撮影が始まると、セリフを間違えないように、または、ＮＧを出さないように、など、追加で意識することが出てきます。当日ならではの緊張感も生まれます。ですが、こういう緊張感も楽しめると、仕事や学業におけるプレゼンやスピーチの発表などは遥かに楽に感じることと思います。
だいたい10時間くらいの本番当日でしたが、皆さんに楽しんでもらえたようで本当に嬉しかったです。企画側のＤＳ講師陣には、プロジェクト成功のために駆けずり回ってもらい、本当に感謝しかありません！疲労もＭＡＸでした（笑）ですが、それすら超越して、またやりたいと思えるのも、この映画プロジェクトの醍醐味です！
というわけで、また来年、2026年も映画プロジェクトをやりますので、ご興味のある方はぜひ手を挙げてください！来年はさらにパワーアップさせた企画にしたいと思っています！改めまして、今回の映画プロジェクトにご参加いただいた生徒さん、そして、先生方、本当にお疲れ様でした！本当にありがとうございました！また来年も頑張りましょう！
Discovering Sounds
富田大輔
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