ネイティブ筋エクササイズとL・R・THの発音方法の習得
- ネイティブ筋エクササイズ(顔と声帯の筋肉)
- L、R、THの発音方法の習得
イギリス英語発音矯正コースでは、イギリス発音を習得するために特化したDiscovering Sounds 完全オリジナルのテキストを使用し、どうすればイギリス発音が身に付くかを徹底的に研究し、体系立てたカリキュラムの元、口周りや舌の筋肉からトレーニング、さらには、声帯の開閉トレーニングを行うことで、効率良く効果的な学習が可能です。
イギリス英語発音習得には、子音と母音の基礎を学ぶことは大変重要ですが、さらに「発声」が大変重要になってきます。
空気を吐く量が日本語とは比べものにならないほど多く、日本語と同じ発声ではネイティブに正しい発音として伝わりません。
イギリス英語発音に相応しい息の使い方や声の作り方を習得し、アメリカ英語とは異なる独特なイギリス英語の話し方も、アクセントやイントネーションの作り方を理論的に学ぶことで、誰でもネイティブに匹敵する発音を目指せます。
実際にテキストで使われている表現やシーンは、イギリス在住のネイティブが監修しているため、臨場感溢れる教材の仕上がりとなっています。
※イギリス英語発音矯正プログラムはオンラインレッスンでのみ受講可能です。
イギリス英語発音矯正プログラムは、7級〜1級の7段階でカリキュラムが構成されています。
ベーシックレベル カタカナ発音に |
イギリス英語発音の要であるネイティブ筋を基本から徹底的にトレーニング。 |
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基本 7級 |
ネイティブ筋エクササイズとL・R・THのイギリス英語発音方法の習得 |
基本 6級 |
エクササイズを応用した全ての子音を含んだイギリス英語発音方法の習得 |
基本 5級 |
エクササイズを応用した全ての母音を含んだイギリス英語発音方法の習得 |
アドバンスレベル 自分の意見を伝える |
ベーシックレベルからさらに吹き込んだ、ビジネスマン、学生、通訳、教育関係の方、プレゼンテーションやスピーチなど、より深くまで踏み込んだコミュニケーションスキルを身に付けたい方のための発音習得プログラムです。 |
応用 4級 |
熟語レベルから文章レベルのイギリス英語発音方法の習得 |
応用 3級 |
感情表現を応用したイギリス英語発音方法の習得 |
マスターレベル 完全な意思疎通こそが |
発声法、呼吸法、のどの開閉方法など、これまで鍛えてきたすべてを組み合わせることで、相手の心に響く話し方、感情表現の作り方を論理的に身に付けることができます。 |
発展 2級 |
ネイティブだけが知っている辞書にはないイギリス英語発音方法の習得 |
発展 1級 |
感情表現の習得・総仕上げ |
イギリス英語には、子音と母音、合わせて44音あるのに対し、日本語には19音しかありません。つまり英語には、日本語では使われない舌・唇・口周りの筋肉の使い方が多数存在するのです。
Discovering Soundsでは、日本人のどの顔の筋肉が弱いのかを徹底的に分析し、ネイティブ筋エクササイズを指導しています。そのため、どんな方でもこのエクササイズによって、全ての母音と子音をネイティブと同様に発音することができるようになります。
例えば、L・R・THの発音は日本人が最も苦手とする発音として知られていますが、これらの発音もネイティブ筋エクササイズによって3ヶ月以内に誰でも完璧に発音できるようになるのです。
1口角挙筋
広角を引き上げる
2口輪筋
口を閉じたり、突き出したりする
子音[p][b][m][w][h]の発音に必要
3小頬骨筋
上唇を外上方に引き上げる
4大頬骨筋
口角を外上方に引き上げる
5オトガイ筋
下唇を突き出す
子音[f][v]の発音に必要
6上唇鼻翼挙筋
上唇と鼻翼を引き上げる
7上唇挙筋
上唇を引き上げる
8下唇下制筋
下唇を引き下げる
9頬筋
口角を外側に引くと共に、頬を歯や歯茎に押し付ける
10笑筋
口角を後方へ引く
(口を横に広げる)
日本語と英語の母音は全く違います。「あいうえお」の5つしかない日本語の母音に対し、イギリス英語の母音は19個存在するのです。そのため、これを正しく発音することは日本人には通常不可能です。
そこでネイティブ筋エクササイズを応用し、発音構造を理論的に理解することで、全ての母音の完璧な発音ができるようにするのがこのステップです。
1声帯靭帯
2甲状軟骨
3輪状軟骨
4声帯筋
(内甲状披裂筋)
地声系の筋肉
声帯の緊張を強める
5外側輪状披裂筋/
声門閉鎖筋群
地声系の筋肉
声門を閉鎖する
6横披裂筋/
斜披裂筋
地声系の筋肉
正門を閉鎖するが、不完全
7披裂軟骨
8外甲状披裂筋
Glottal fry・超低音
声帯の緊張を緩める
9輪状甲状筋
音程を調整する
声帯を伸ばす
10後輪状披裂筋
声帯を開く
11声帯
子音の音を覚える
子音そのものの音を知ることなしに正しい発音はできません。
まずは、一つ一つの子音を理解しましょう。
実際に単語を発音
実際に単語を発音することで、正しい子音の発音方法を覚える。
日本語には14個の子音が存在しますが、子音を単独で発音する音は「ン」しか存在せず、その他の子音は全て母音と同時に発音されます。
例えば、日本語の「カ」は、子音の[k]と母音の[ɑ]が同時に発音されるために、「カ」となります([k]+[ɑ]=[kɑ](カ))。対して英語では、子音と母音が個々に発音されます。つまり、発音方法そのものが英語と日本語では全く異なるのです。
これを鍛え、子音と母音の分離発音ができる状態を目指します。
2〜4音節の文章
など
5〜7音節の文章
など
8音節以上の文章
など
日本語と英語の話し方にも大きな違いがあります。日本語は音節ごとに発声を切りますが、英語では切らないのです。
英語は発声状態を止めずに音節を繋げていくため、子音や母音との接続が非常に早いスピードで変化していきます。「発声状態を維持したまま、英語を話す」ということを理解することで、音節を切ることのないネイティブな発音が実現できるようになります。
ネイティブが「私は日本人です」と発音すると、独特のアクセントとイントネーションが生まれます。
「わた~し わ~ に~ほんじん で~す。」
これをさらに詳しく分析すると、下記のような子音と母音に分離しているのがわかります。
[watáshi wá níhonjin désu.]
「わ(ぁ)た(ぁ)~し(ぃ)~わ(ぁ)~、に(ぃ)~ほ(ぉ)~んじ(ぃ)~んで(ぇ)~す(ぅ)。」
上記の例文の「watashi」は、本来日本語であれば「wa」「ta」「shi」の3つ全ての母音にアクセントが置かれます。また、子音と母音を同時に発音することから、母音が短くなり、 wa / ta / shi と発声も切れて聞こえます。しかし英語の場合は音節を切らず、発声状態を維持したまま唇や舌が動かされます。
子音と母音を分けて発音するネイティブにとって、子音と母音を同時に発音する日本語は極めて難しい言語です。同様に日本人にとっても、子音と母音の発音法が全く違う英語は非常に難しいものなのです。
子音と母音の発音のマスター、熟語から文章への応用が完了したら、次は、アクセント・イントネーションの勉強です。 ネイティブの話し方とは何なのか?レッスンでは、その秘密を理論的に解き明かします。
つまり、英語でよく言われる「アクセントを置く」とは、単語における「母音」の発音の強弱を指します。
ネイティブアクセントを身に付けるには、なぜ日本人アクセント(カタカナ発音)になってしまうのかを考える必要があります。日本語は母音と子音を同時に発音する言語のため、日本語と同様に英語を発音していてはカタカナ発音になってしまいます。
アクセントは、全て母音上で作られる。これを念頭にレッスンを行っていきます。
イントネーションの違いによって文章の意味やニュアンスが異なってくるので、感情表現を適切に行うためにもパターンを学ぶ必要があります。
日本語を話し続けてきた日本人は、文末に向かってピッチを下げる話し方が身についています。ですから、単語ごとにアクセントを意識し、文末の単語に一番強いアクセントを置くことは非常に難しいことなのです。
なぜ我々日本人がネイティブの話す英語を聞き取れないのか。それはネイティブが多くの単語の発音を省略しているからです。彼らの話す英語がネイティブに聞こえる理由は、彼らにしかできない発音方法にあるのです。
ですが、そのような発音方法は辞書では解説されておらず、発音記号も載っていません。また、日常英会話に頻出する単語の実に15〜20%がこの省略された発音方法で発音されており、これがネイティブ発音が短く聞こえる最大の理由となっています。
このステップでは、ネイティブの話し方を極限まで分析した指導法により、彼らがどのように発音し、なぜそうした話し方になっているかを理論的に解説します。これにより、本物の英語の話し方と聞き取り方を身につけるのです。
最後は、自分の想いを英語に乗せて相手に伝える感情表現のレッスンです。
感情表現は本来簡単なものではありませんが、これまでのレッスンで学んだ筋肉の使い方や、子音と母音・アクセントの理論等を組み合わせれば、必ず自分の想いを表現することができます。
ここまでくれば、もう立派なネイティブです。自分がどのように話せば、相手に思い通りの印象を与えられるのかを理解することで、思いのままに英語を操ることができるのです。
Discovering Soundsでは、感情表現を習得していただくために、実際のドラマや映画を利用して、生徒様の声質に合わせた俳優をピックアップ、2-3分のシーンを完全コピーしてもらいます。話し方を完全にコピーすることが、その俳優の話し方をコピーすることと同じになるので、感情表現力が大幅に向上します。
POINT 1
イギリス英語発音に特化した
「ネイティブ筋エクササイズ」
イギリス英語特有の子音と母音の発音方法を徹底分析し、それらの習得方法と共に、実際にスピーキングで応用できるようにするための筋トレカリキュラムを提供します。
POINT 2
イギリス英語発音に特化した
「声と抑揚の作り方」
イギリス英語発音に必要な声と抑揚の作り方を理論的に学ぶことで、何となくではなく、「ここをこう変えることで、こう改善していく」と言うように、自身の成長が目に見えて分かります。
POINT 3
イギリス英語発音を
会話に直結させる実践型レッスン
イギリス英語発音矯正コースでは、実際の会話に出てくるような単語や文章を用意しており、学んだことを直ぐに会話に応用いただくことが可能です。
イギリスでよく使われるスラングなども対応しています。
Discovering Sounds完全オリジナルテキストを使用し、口周りや舌の筋肉から理論的に発音を学習し、英語発音力を伸ばします。
教材をクリックすることでサンプルとして中身が閲覧できます。
進め方の異なる2つのコースをご用意しております。
※カリキュラムは両コースとも同じです。
最短12ヶ月でコース修了完了!
ネイティブと同等の立場で英語を話す、発音のスペシャリストに!
レッスン開始時に英語力が高ければ高いほど、卒業までの期間が短くなる!
常に、開発が行われている最新で、効率的な指導が受けられる!
プロフェッショナルコースは、初級者から上級者まで幅広いレベルの方に受講いただける
『完全カスタマイズプログラム』
今現在の受講者様のレベル、そして毎日のモチベーション、得意分野不得意分野などに合わせて、カリキュラムを組み替えながら、ご自身に最も適したプランにカスタマイズしていくことができます。
これにより、ご自身に必要なところを強化し、すでに習得しているところは復習程度に留めるなどの調整が可能になり、効率的に英語の発音共生を進めていただくことができます。
日本人が陥りがちなカタカナ発音。
なぜ日本人は英語を発音する際にカタカナ発音になるのか、その理由を追求し理解した上で対処していくことにより、理論的にイギリス英語の発音の矯正を目指します。
イギリス英語はアメリカ英語と大きく異なります。さまざまな相違点がある中で特に代表的なのが[t]と[d]の発音。アメリカ英語では曖昧に発音される[t]と[d]の音ですが、イギリス英語ではハッキリと発音されるのが特徴です。
このように、アメリカ英語とイギリス英語の相違点を理解しながら、確実にイギリス英語の発音を理解し身につけていきます。
そもそも日本人が話す英語は、傾向として単調になりやすく、アクセントやイントネーションが明確な言語である英語本来の発音になかなか近づけることができません。
どのようにすればネイティブと同じような発音ができるのか、カタカナ英語から抜け出すための方法を音声学的・解剖学的視点から考察することで、イギリス英語の発音に対する理解がより深まります。
ビジネスにおける英語の商談、旅行先での現地の人とのコミュニケーション、いかなるシーンにおいても正確な発音と抑揚をマスターしておくことで今とは比較にならない成果を収めることができるでしょう。
最短13〜15ヶ月でコース修了可能!
基礎を身に付け、1つずつ確実にコツコツと進めていくことが好きな方向け!
英語力に関係なく、超初心者の方からでも始められる!
変にクセが無い分、面白いように発音が変わっていく!
ベーシックレベル
カタカナ英語から抜け出し、ネイティブに通じる発音を習得していくための第一段階がこちらのベーシックレベル。
ネイティブ筋エクササイズで口周りの筋肉を強化し、日本語を話す際に使用することのない英語特有の動きに慣れることからスタートします。けれど文章になると難しい、という壁を作らず実践で役立つスキルへと磨きをかけることができます。
多くの日本人が課題としているL/R/THの発音矯正、その後に母音と子音の全ての発音を習得する流れとなっており、単語だけでなく文章で応用するところまでがカリキュラムに含まれています。
これにより、単語レベルなら正確な発音ができるけれど文章になると難しい、という壁を作らず実践で役立つスキルへと磨きをかけることができます。
ベーシックレベルでは、ネイティブ筋エクササイズによる口周りの筋トレに加えて、アクセントとイントネーションを生み出すために必要な声帯筋を鍛えることで、効果的な筋力UPを可能にし、ネイティブと同じプロセスで英語を発音できるように整えていきます。
アドバンスレベル
3つのレベルの中間に当たるのがアドバンスレベル。こちらでは、主に単語と単語がつながることで変化する発音を取得し、文書レベルで発音習得を目指します。
単語レベルの発音矯正ではカバーすることのできない、単語の繋がりにおける特有の発音ルール(リスキング・脱落・同化など)を重点的に覚えることで、ブツブツと切れる話し方から滑らかに流れるような話し方へと変化します。
アドバンスレベルは、ご自身でも発音矯正の効果が十分に感じられ、これまで以上にモチベーションが上がりやすい段階でもあります。
マスターレベル
イギリス英語の発音矯正プログラムにおいて上級レベルに該当するのがマスターレベル。一つ前のアドバンスレベルで習得した発音方法をさらにストレスなくスムーズに使いこなせるようになる段階です。
マスターレベルでは声帯の仕組みと使い方を頭で理解し、その上でネイティブライクなアクセントやイントネーションを再現していきます。
イギリス英語特有の抑揚をグラフに表して可視化することで、どのタイミングでどのようにピッチを上げ下げするのかを正確に理解。
理解した上でご自身の声帯を使いながら体で習得してコツを掴んでいきます。
(※Discovering Soundsでは英文のグラフ化に成功しており、それにより子音と母音の発音位置やタイミングを全て可視化できます。)
抑揚やイントネーションをネイティブのように表現することができると、英語の会話が格段に楽しくなります。抑揚とイントネーションにより、感情表現がこれまで以上にできるようになるからです。
これは、それぞれの単語や単語のつながりの部分がどのように発音されているかを理解できているからです。
ネイティブスピーカーの発音方法の原理を頭で理解し、体で覚えることを繰り返してきた結果、映画やドラマのセリフはもちろん、TOEICなどのリスニングテストにおいてもこれまでとは比較にならないほど簡単に聞き取ることができるようになっているのです。
英語の発音記号だけに特化した発音矯正では、ネイティブレベルの発音方法を習得することはできません。
発音記号どおり、辞書どおりに発音されていない部分の音までも、理論立てて学び習得したからこそ、ネイティブ同然の話し方ができるまでに成長できるのです。
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