ネイティブは英語を話すとき、常に口まわりの筋肉を使って口や唇の開閉調節をしながら発音しています。具体的には、上下の唇を外側にそり返した状態(アヒル口)を維持しているので、話している間はずっと上下の歯が見えていることが多いです。また、口を大きく動かしているように見えますが、実際は動かしていないのです。
レッスン内容のご紹介 Lesson
あひる体操にチャレンジ!
ネイティブと同じ口を作るための基本エクササイズ
ネイティブは英語を話すとき、常に口まわりの筋肉を使って口や唇の開閉調節をしながら発音しています。口を大きく動かしているように見えますが、実際は動かしていないのです。
あひる体操を行うことでネイティブと同じように口まわりの筋肉を使えるようになります!
あひる体操の気をつけるべきポイント!
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最後まで緊張させておく! -
上下に歯は噛まない! -
日本語の「イ」ではない!
日本人の場合はもともと日本語が口を大きく開けて、はっきり話すことが美しいとされている言語であるため、英語ほど口まわりの筋肉を使った話し方をしません。そのため、日本人は口まわりの筋肉を使うことに不慣れです。そこで、この「口まわりアヒル体操」を始めとするネイティブ筋エクササイズを繰り返し練習することで、ネイティブと同じように口まわりの筋肉を使えるようになります。
常にアヒル口を維持するためのトレーニング口まわりアヒル体操
- 目的
- 常にアヒル口を維持するためのトレーニング
- 効果
- ネイティブと同じように口まわりの筋肉を使えるようになる
練習方法のご紹介
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上下の唇を外側に反り返した状態を維持
上下の唇を外側に反り返した状態を維持し、口周りの筋肉を緊張させます。上下の歯が常に見えることがポイントです。ただし、噛んでしまうと関係のない筋肉にも力が入ってしまうので、上下の歯の間に隙間を作っておいてください。
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斜めに筋が入るように絞る
口角からあごの先端にかけて、斜めに筋が入るように絞ります。こうすることでアヒル口になります。頬の内側を歯列に押し付けるイメージで行うとやりやすいでしょう。
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ゆっくり口をすぼめる
02の形を維持したまま、ゆっくり口をすぼめていきます。
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限界まで口をすぼめる
限界まで口をすぼめます。唇を外側にめくるのをやめないようにします。
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そのままの状態から口角を横に引っ張る
口まわりの筋肉は緩めず、そのままの状態から口角を横に引っ張って02の形(アヒル口)に戻します。唇はつねに外側にめくり、上下の歯が見えるような状態を維持しましょう。また日本語の「イ」のように、真横まで開いてはいけません。
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01→05の動きを3往復、1日3セット
01→05の動きを3往復を1セットとして、1日3セット行ってください。慣れてきたら、02→04の動きと04→05の動きに、それぞれ5〜10秒ほどかけてゆっくり行うようにしてください。
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舌の突き出し方を身に付ける舌のキュッキュ体操
ネイティブは[θ]と[ð]の発音を行うとき、舌を突き出しながら、口周りの筋肉を使って口元を固定し、舌の出し入れを行っています。オトガイ舌筋と口周りの筋肉の動きをコントロールし、舌を前後に出し入れできるようになると、ネイティブと同じように、[θ]と[ð]が発音できます。
- 目的
- 舌の突き出し方を身に付ける
- 効果
- ネイティブと同じように[θ]と[ð]が発音できるようになる
練習方法のご紹介
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舌を突き出し、唇のみで挟んだ状態を維持
舌を突き出し、歯で噛まずに唇のみで軽く挟みます。
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口周りの筋肉を絞る
1の形を維持したまま、口周りの筋肉を絞ります。
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舌を前に突き出す
2の形を維持したまま、舌に力を入れて前に突き出します。
そのまま1秒間キープしてください。 -
舌を引っ込める
舌の力を抜いて引っ込めます。ただし、完全には口の中に引っ込めず、軽く突き出したままにしておきます。
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01→04の動きを10回、1日5セット
1→5の動きを、10回を1セットとして、1日5セット行ってください。正しくできていれば、舌の裏側が徐々に痛くなってくるはずです。
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注意点
舌を突き出すときに唇をすぼめてはいけません。
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中舌を上下に動かせるようになる中舌ブリッジ体操
[t] [d] [l] [n] [ʧ] [ʤ]の発音は、中舌を上下に動かすことができないと正しく発音できません。これらの発音を行うとき、舌の先端ではなく中舌を上の前歯の裏側に押し付けています。日本語の場合は、中舌のみを動かさなくてはならない発音がないため、中舌を意識して使うことができません。ですが、中舌を上下に正しく動かせるようになることで、ネイティブと同じように、[t][d][l][n][ʧ][ʤ]の発音ができるようになります。
- 目的
- 中舌を上下に動かせるようになる
- 効果
- ネイティブと同じように、[t][d][l][n]などの発音ができるようになる
練習方法のご紹介
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歯が見えるように口を開く
歯が見えるようにアヒル口を意識して口を開きます。ただし、大きく開きすぎるとこの後の動きがやりづらくなるので、適度な開き具合にしましょう。
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中舌を真上にゆっくり持ち上げる
舌の先端を下の前歯の裏側に付けておきながら、中舌を真上にゆっくり持ち上げます。
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中舌を上の前歯の裏側に押し付ける
持ち上げた中舌を上の前歯の裏側から上あごにかけて押しつけます。初めのうちは中舌を持ち上げようとすると前に動き、口から飛び出てしまうこともあるので気をつけてください。
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中舌を真上にゆっくり下げる
舌の先端を下の前歯の裏側から生え際辺りに付けたまま、持ち上げた中舌をゆっくり下げます。その際、あごは動かさないようにしてください。
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01→04の動きを10回、1日5セット
1→4の動きを、10回を1セットとして、1日5セット行ってください。
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